questions

「問い」からはじめる。


2019年が明けましたね。(今年はもっとブログを書こう!)

さて、年末に幼児教育で有名なアメリカ人の先生の講演を聞いてとても印象的だったことを、忘れないうちに残しておこうと思う。

それは「問い」の力について。

子どもたちはたびたび、大人が想像もつかないような発想をするもの。保育園や幼稚園の壁には、それはそれはたくさんのクリエイティブな作品が並んでいるし、まだ幼い息子ですらブロックやら船やらを組み合わせて複雑な作品をよく作っている。

多くの親や教師はそういう時「すごいね」と褒めるだろう。しかし、その先生は

”How did you figure that out? ”(どうして思いついたの?)

と子供に聞けばいいのだと言う。なぜならそこには必ず思考過程があるから。

もちろん答えは一人ひとり違うが、それでいい。そして、そもそも唯一絶対の正解なんてないのだから、大事なのは答えじゃない。だって、「そんなのわかんないよ」と返ってくるかもしれないし。(おそらく、たいていの場合)

でも、「どうして思いついたの?」と問うことで、「どうしてだったっけ?」と子供は振り返る。再現してみようとする。そうやって考えたり、経験したりすることこそが、子供を成長させてくれるのだ。

フォーカスするべきなのは思考過程の方。そう考えると、思考過程を可視化したり、可能性を広げたりしてその子どもがもっとよく見えるようになる問い、まさに”key questions”が重要になってくることがわかる。

これは、子どもだけの話とは限らないだろう。「問い」が世界を広げてくれるというのは、経験からもとても納得感がある。

例えば、自分の未来を考える時。「どうしたら〜ができるだろうか?」と自身に問いかけることで、自分の中にあるモヤモヤが明確になること。意識すらしていなかった興味や関心が見つかること。

例えば、企画会議で重苦しい雰囲気になった時。そもそもの問いかけを変えてみることで、一気にアイデアが溢れ出すこと。

ひとつの問いが自分ならでは、その人ならではの多様な見方を引き出して、それがまた新たな発見やインスピレーションを生み出すというのは、多くの方が経験したことがあるのではないだろうか。これはきっと、ロジカル・シンキングだけではたどり着けない世界のはず。

問題解決ではなく、可能性を広げたり、新しい選択肢を創造できたりするような問い。そんな問いが、子どもも大人も、プライベートでも仕事でも、これからとても重要になってくるような気がする。
2019年は、そんな問いを立てることからはじめたいと思う。