アカデミー賞 スピーチ

アメリカという国とアカデミー賞とスピーチ|ヴィオラ・デイヴィスとメリル・ストリープの強さ


やっぱり書かずにはおれない。日本時間2017年2月27日(現地時間2月26日)に行われた世界最高峰の映画の祭典、第89回アカデミー賞授賞式。前代未聞のトラブルはさておいて、今年は受賞スピーチが素敵だった。

圧巻は助演女優賞の

ヴィオラ・デイヴィス(「フェンス」)!

強くて凛としていて、心が震える。自分がどんな使命を持って、この世界にどんなパワーをもたらすのかをちゃんと自覚している。スピーチ中でも、女優という仕事の使命を語っているけれど、「ああ、自分の言葉を持つって本当に強いなぁ」と思った。

アメリカは揺れているけれど、だからこそ、誰が何を語るかというのが注目されているのだろう。

メリル・ストリープは、だから、その影響力を最大限自覚して全うした女優だ。アカデミー賞でも司会者のジミー・キンメルにネタにされていたけれど、メリル・ストリープのゴールデン・グローブ賞のスピーチは間違いなく彼女にしかできないもの。彼女にしか語れない言葉だった。

自分の言葉を持つこと。別にそれはアーティストではなくても大事なことだと思うから、彼女たちの強さをほんの少しでも見習いたいなと思う。