教育

人は一生学び続ける。大人の学びについて。


子供の頃、大人は勉強しなくていいのだと思っていた。
学校を卒業したら、勉強は終わりなのだと思っていた。

そして大人になりー。かつて考えていたことは全く違っていて、大人になっても学びに終わりはないことを知る。むしろ大人になってからの方が学びに直面していることに、気づく。

なぜそんなことを考えたかというと、縁あって4月から「教える」仕事を本格化することになり、学び続ける大切さを実感しているから。「教える」ことが一番よく学べる方法だと言われるように、教えることは学びの日々だ。学び続けない人から、人は学ばないだろう。教えることは「学ばざるを得ない状況」に自分を置く、ということかもしれない。

人は一生、学びと付き合っていかなければいけないのは確かだ。ただ、学生の頃と比べて学び方は変わった。

私は大きく2つの方向性で学びに取り組んでいる。ひとつは「今、必要なことを学ぶ」
会社員だった頃は、経験も知識も乏しい部署で突然責任ある仕事を任されて「これはやばい!」と焦って必死でビジネススクールに通ったりもしたっけ。今の仕事でも、業界や技術の変化は激しいので、学ばなければ!と思うことばかり。今仕事で必要なことを学ぶというのは、最もよく直面するパターンで結構切実。この学び方で気を付けないといけないのは、仕事と学びの流れをうまく回すこと。とかく仕事は仕事、研修は研修になりがちだけど、本来は“Learning is Work”であり、“Work is Learning”だ。いかに日々のなかに学びを定着させるかがテーマになってくる。

もうひとつは、「楽しいから学ぶ」もの。純粋に自分のために、自分が面白いと思えるものを好奇心のおもむくままに学ぶ。もちろん、いつかは自分だけのためではなくなるかもしれないけれど、今はそれがどのように結びつくのかはわからない。こういう学びは、大人ならではの贅沢かもしれない。私自身、そんな学びを4月からひとつ、始めている。変化する自分も楽しみながら、学び続けたいと思っている。