Starting Strong|乳幼児教育・保育の重要性について


”Starting Strong” 人生の始まりこそ力強くといったニュアンスで、OECDの乳幼児教育・保育(ECEC)に関する報告書の題名にもなっています。

乳幼児教育・保育の質向上が国際レベルで認知され、早期に力強い一歩を踏み出すために乳幼児教育・保育にもっと投資しようという流れになっているのは、母としても、教育に携わる人間としても歓迎すべきことだと思っています。
(たとえ、それが経済不況を背景とした有効な投資施策としての面を持っていたとしても)

FRBのバーナンキ議長も2012年7月の演説で、乳幼児期への教育投資の重要性を訴えています。
投資効率をあまり強調するのはアレですが、乳幼児期への投資は経済学的にも理にかなっていると言えそうです。

 

 

もちろん人は一生学ぶし、最近の脳科学が裏付けてくれているように、何歳になっても成長できることに疑いはありません。

でも、乳幼児期の吸収力はそれ以降とは比べ物にならないほど大きくて、知性の目覚めや人格形成においてかけがえのない時期であることを、もっと大人たちが認識する必要があると思うんです。

いちばんは、子どもの成長に「ふさわしい環境」の確立。

まずは、OECDの報告書にも書かれているけど、

「親が十分な情報を得た上でどのサービスを受けるか選択できる環境」→そもそも施設が不足している現状では不可能なので、まず施設の充実が必要!

「資格、訓練、労働条件の改善」→まさに肝ですよね。こんなに重要な乳幼児期教育・保育を担う先生方の待遇がこれだけ悪い我が国って。

とか、まだまだやるべきことはたくさんありそうです。

“Starting Strong” 全ての子ども達の人生の始まりが力強く、充実したものになりますように。