【夏休みはおうちモンテッソーリ!】家庭でできるモンテッソーリ教育(0歳~2歳半)


最近、子育てセミナーで「家庭でできるモンテッソーリ教育の活動を教えて」「どんなおもちゃを買えばいいの?」という質問をたくさんいただくので、まとめてみました。

コロナ禍&猛暑でなかなか遠出ができない夏休み。おうち時間も子どもの可能性を伸ばす時間にできたらいいですね。キーワードは、親も子も無理なく楽しく!子どもが集中している時間は(安全を確保したうえで)親もコーヒーブレイク、くらいなゆったりした気持ちで向き合いましょう。

【0歳~1歳半向け】

人格の形成は誕生直後から始まります。0歳~3歳は「吸収する精神」と言われ、環境にあるものをまるごとためこんでいく重要な時期です。誕生直後から発達を促す環境づくりを意識できるといいですね。

この時期のおうちモンテッソーリのキーワードは「手」です。人間の最初の運動は「何かをつかもうとすること」。にぎったり開けたり閉めたり、この時期は、手を思う存分使う活動をしましょう!手を使う活動は、お金も時間もかけずにおうちで思い立ったらすぐできるのでお薦めです。

■おうちモンテッソーリ

(0歳)

・にぎるもの(布でもなんでも)を持たせ、にぎらせてみましょう。

・やわらかくて小さなボールを持たせたり、ころがしたりしてみましょう。

・鏡で自分を見てみましょう。手を発見!

(1歳~1歳半)

・安全に配慮したうえで、物の出し入れを思う存分させてみましょう。いたずらじゃなく「お仕事」なんです!

・画用紙にクレヨンなどで自由になぐり書きさせてみましょう。

・小さいチップやつまようじなど、2本指でつまんで落とすお仕事をさせてみましょう。

・スプーンで豆うつしに挑戦!

・シールを貼ってみましょう(はがすのは大人がサポート)

■おすすめトイ

購入するならこんなトイがお薦めです。

【ネフ社  Ringli-ring】出産祝いでいただいたのですが、生後間もない時期から大活躍。似たようなものはたくさんありますが、シンプルで安全、本物、子どもサイズなど、モンテッソーリ教具にも通じるトイです。

【TAG トラッカー】モンテッソーリ園や幼児教室でもおなじみ。高価ですが、つかまり立ちし始めた時くらいに購入すれば長く使えます。我が家も0歳の時に購入。1年経ってボールの落とし方や遊び方も上手に。年中さん、年長さんもよく遊んでいます。

【ボーネルンド ファーストピックアップパズル】木製パズルは2歳以降に最適なのですが、その前にこういったパズルで手を使っておくといいですね。我が家でも1歳半前後に大ヒットでした。

 

【1歳半~2歳半向け】

この頃になると、指や手首がしなやかになってきます。また、手だけではなく足も強くなります。モンテッソーリはこの時期を「身体発達と運動の敏感期」と呼んでいます。モンテッソーリ教育で重要なポイントは、「子どもは動きながら学ぶ」ことです。おとなしくじっとしている子どもは一見育てやすいように見えるかもしれませんが、子どもは動くことで脳の回路を完成させているのです。いたずらに見えるようなことも、大事なお仕事。可能な範囲でどんどんさせてあげましょう。この時期に手や足をしっかり動かして、運動を完成させることが、自立心を育て、人格形成につながります。

■おうちモンテッソーリ

・はさみで紙を切ってみましょう

・形を合わせてはめこむパズルに挑戦!

・服のボタンをはずしてみましょう

・のり貼りをしてみましょう

■おすすめトイ

【プラントイ ソリッドドラム】幼児教室でも大人気!たたく、音を聴くといった、発達に重要な動作が楽しくできます。

【プラントイ ファーストアバカス】幼児向けそろばん。モンテッソーリ教育では「算数教育」でたし算などを学びますが、その前に感覚を使って遊びながら数の概念に親しめるトイです。1歳半から2歳半頃に最適。

【ボーネルンド ピックアップパズル】この時期は、だんだん目的に沿ってものを置くことができるようになります。木製パズルは運動発達のサポートに最適です。

 

まだまだ活動もトイもありますが、まずはできそうなこと、身近にあるものから始めてみるといいですね。子どもの発達は、環境や個人によっても差が大きいので、年齢や時期はあくまで目安です。
「子どもがどんなことに興味がありそうか?」「何を繰り返しやっているのか?」(モンテッソーリ教育ではこれを敏感期と言います)を観察して、サポートできたらいいですね。

次回は大きく成長、変容し、様々な敏感期が現れる2歳半から6歳の紹介をしたいと思います。